Aim1
繁殖・哺育管理
種付け
世界でもトップクラスの種牛の人工授精を積極的に実施し、牛群能力の更なる向上を目指しています。
また牛群管理システム(発情検知システム)の導入により、個体別に牛の発情を早期に発見できるようになりました。
しかし、種付け自体は人間の手で行うため、経験とカンが必要です。
システムの最適化を図るとともに、さらなる技術の向上に努めて行きます。
哺育
生まれた仔牛は生後1〜2週間くらいまで、一頭づつ人の手でミルクをあたえて育てます。
将来たくさんのお乳を出すであろう、この仔牛たちに愛情をたっぷり注いで育てます。
牛も人間と同じように愛情が必要なのです。。
Aim2
搾乳管理
搾乳
ロータリーミルキングパーラによる搾乳は、牛と人とが共に快適で、なおかつ搾乳作業を効率よく行うことができます。
また牛舎からパーラーまでスムーズな流れをつくることで、牛のストレスを軽減しました。
しかし、機械搾乳といっても、相手は生身の牛です。目で見て手で触って、はじめて牛の状態がみえてきます。
こうした人の技術向上にも、よりいっそう高めて行きたいと考えています。
Aim3
疾病管理と予防
病気の予防
牛が病気にならないようにするためには、毎日の健康管理が重要です。
乳房炎や足など、牛の状態を細部までチェックする必要があります。
分娩後は、とくに疾病が多いので、個体別管理ソフトで注意深く観察し、早期治療を行います。
また、牛舎をきちんと掃除することも事故防止、病気の予防につながるので、時間をかけて行っています。
季節によって餌の調整など栄養管理も重要なポイントです。
このように牛の体調を整えることが、多乳量と高乳質につながります。
徹底した疾病管理を行うことで、牛の健康維持に努めて行きたいと考えてます。